バルベー・ドールヴィー 1808‐1889。フランスの小説家・批評家。ノルマンディー地方の生まれ。
反時代的なダンディズム、貴族主義、カトリシズムの旗印を掲げて文壇に君臨、「文学元帥」と呼ばれた。
世紀末デカダンス美学を体現した重厚華麗なバロック的文体の小説、攻撃的な記事などを残した。

・「悪魔のような女たち」筑摩書房文庫 (2005/03) 443ページ 中条省平訳
 「深紅のカーテン」
 「ドン・ジュアンの最も美しい恋」
 「罪の中の幸福」
 「ホイスト勝負の札の裏側」
 「無神論者の饗宴にて」
 「ある女の復讐」




スフィンクス (Le Sphinx)


1882年制作作品。
フォトグラヴュール。ロップス直筆サイン。
サイズ : 28x21cm。




















罪の中の幸福 (Le Bonheur dans le Crime)


1882年制作作品。
フォトグラヴュール。ロップス直筆サイン。
サイズ : 26.6x18.6cm。






















悪魔のような女たち 
( Les Diabliques )

バルベー・ドールヴィー(BARBEY D'AUREVILLY, Jules)の「悪魔のような女たち」は、
当初1874年にパリのダンテュ社から出版されたが、発禁となりました。
その後、ルメール(Paris, Lemerre)からロップスの挿絵で1882年に発行されました。
本書はその初版で、特に大きなダメージなく状態良好な美本です。









悪魔のような女たち
  ( Les Diabliques )

バルベー・ドールヴィーの「悪魔のような女たち」は当初1874年に
パリのダンテュ社から出版されたが、発禁となりました。
その後、ルメールからロップスの挿絵で1882年に発行されました。
本作品は、その挿絵のみ抜粋したポートフォリオです。1882年 Lemerre,Paris発行
オリジナル カルトン。ソフトグランド・エッチング。10枚セット。
サイズ : シート18.5x14、プレート12.4x8.7、イメージ9x6cm



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